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インターネ ッ トを用いた電子顕微鏡遠隔観察の実現手法

藤澤 正博、木谷 誠、門林 雄基、下條 真司

大阪大学大学院工学研究科 大阪大学大型計算機センター

E-mail: {fujisawa,makoto, youki, shimojo}@center.osaka-u.ac.jp


概要

超高圧電子顕微鏡のような特殊な科学観測装置を遠隔地から利用できるようになれば、そのメ リットは非常に高いと考えられる。このため、遠隔操作システムの開発、画像伝送システムの開 発が必要とされている。これまで、そのような遠隔操作システムにおいて、画像信号の伝送に は専用衛星回線などを用いていた。それにより高品質な画像を得られる反面、一度の観察に多 額の費用がかかり実用性に乏しいことがわかる。そのために近年、世界中に広がったインター ネットを科学観測装置の遠隔操作などのインフラストラクチャとして利用するための方式開発 が望まれている。電子顕微鏡の遠隔操作にはその特徴から高品質な画像が必要で、また遅延も 少なく一定であるということが望ましく、それらのことを考慮して Digital Video(DV) を用い る。本稿では遠隔操作に必要な画像信号の伝送にインターネットを用いることとし、それに対 して必要な手法を提案し、その手法にしたがって実験を行い、その結果から問題点を考察する。

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