アクセス権を考慮した構造化文書の検索手法の提案

波多野賢治+, 森本考弘*, 渡邉正裕++, 吉川正俊+, 植村俊亮+
+奈良先端科学技術大学院大学
*日本総合研究所
++国立特殊教育総合研究所
hatano@acm.org
morimoto@tyo.sod.jri.co.jp
masahiro@nise.go.jp
yosikawa@is.aist-nara.ac.jp
uemura@is.aist-nara.ac.jp

Abstract

SGMLやXMLなどの構造化文書を用いる利点の一つに,その部分文書を粒 度としてアクセス権を設定できる点がある.これにより一つの文書をア クセス権に応じて様々な形で閲覧させることができる.ところが,従来 の文書検索の手法は,アクセス権に応じて利用者が閲覧可能な部分文書 に多様性があることを考慮していないため,従来の文書検索手法をその まま適用すると,情報提供者の意図に反した情報検索がされてしまうと いった問題点が生じる.そのような問題点を解決するために,本稿では, 構造化文書の各要素単位で文書の特徴量を抽出し,利用者に対して与え られた各要素のアクセス権を考慮した,構造化文書の効果的な検索法を 提案する.本稿では,アクセス権の有無だけではなく,アクセス権の強 さ,すなわちアクセス権が設定されている情報の機密性を考慮した検索 手法を提案する.

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